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早押しクイズのツボ

実戦で強くなろうと思ったら、まず最初に抑えておくべきツボ(ポイント)がいくつかあります。

①マイナーな情報から先に読まれる原則を意識する。

早押しクイズの問題は、マイナーな知識からメジャーな知識へという順で情報が並んでいることが多いです。
これによって、最後まで聞けば多くの人が正解できる問題でも、知識量が多いほど早い段階で正解を想定できるようになっています。
よく出されるマイナーな知識のパターンとして「語源」「別名」「年号」「(文学作品の)書き出し」などがあり、クイズ強者はこういう情報を大量に覚えていたりします。

②決まり字を意識する。

例えば「京都三大祭りといえば、葵祭、時代祭と何でしょう?」という問題文があった時、クイズ慣れしている人は「葵祭、じ/」の段階でボタンが押せています(正解は祇園祭)。
2つを情報として提示し、残り1つを答えさせるのはお決まりのパターン(「名数問題」とも)なので、ここで押せるわけです。百人一首の決まり字と同じです。
さらには出題者の喋るスピードやクセ次第で、「葵祭、/」「葵祭/」あたりでボタンを押しても、出題者は次の1文字くらいは発音してしまう可能性も十分あり、こうした戦術は「読ませ押し」といいます。

③問題文の読み方から、先を予測する。

出題者が肉声で問題文を読む場合は、読み方から続きが予測できることがあります。
典型的なのが「ですが、」を含む「ですが問題(パラレル問題)」。
例えば「日本で一番高い山は富士山ですが、…」で始まる問題文があった時、続きを聞かなくても、出題者の声のアクセントから先を予測することができるのです。
もし「日本」にアクセントが置かれていれば、「世界で一番高い山は何でしょう?」と続くことが予想できます(正解はエベレスト)。
もし「一番」にアクセントが置かれていれば、「日本で二番目に高い山は何でしょう?」と続くことが予想できます(正解は北岳)。
もし「高い」にアクセントが置かれていれば、「日本で一番低い山は何でしょう?」と続くことが予想できます(正解は日和山)。

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